2024.08.30~コラム~外壁汚れにおすすめのコーティングについて
こんにちは。
東京都足立区・葛飾区・墨田区・江東区を中心に、工場・倉庫・マンション・アパートなどの修繕工事を行っております楽塗です。
『コーティング』という言葉を聞いた時、みなさんは何を思いつくでしょうか?!
パッと思いつくのは、車やガラスのコーティングを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はコーティングは建物の外壁にも適用されています。
そこで本日は、コーティングの効果や種類について詳しくお伝えしていきます。
コーティングが外壁にもたらす効果
コーティングが外壁にもたらす効果には以下に挙げる効果があります。
【汚れや水を弾いてくれる】
外壁コーティングは、撥水性の高い材料が用いられているので、汚れや水を弾いてくれる効果があります。
水を弾く性質があるため、外壁の内部へ雨水が浸透するのを防いでくれ、外壁基材の劣化や腐食を防ぐ効果を持っています。
【コケやカビの発生を抑制してくれる】
外壁コーティングは、特殊な添加剤を含有しているので、汚れだけでなくコケやカビの発生を抑制する働きがあります。
コーティングした外壁の表面は平滑になっているため、汚れが付着しにくく、清潔な状態を維持してくれる効果があります。
【外壁に付着したホコリや汚れを雨水で洗い流してくれる】
一部の外壁コーティングは、表面に付着したホコリや汚れを雨水が外壁に当たることによって、それらを洗い流してくれる効果があります。
この効果によって、外壁が汚れにくく、綺麗な状態をキープしてくれます。
外壁コーティングの種類について
外壁コーティングといっても様々な種類があますが、その中でも代表的なコーティングを6つを紹介していきます。
ガラスコーティング
ガラスコーティングは、原料の一部にガラス成分を含んだ透明なコーティング剤です。
分子構造がガラスと類似しており、固い表面塗膜を形成してくれるため、耐摩耗性に優れ、傷が付くことを防いでくれます。
また、撥水性も高いので、雨水や汚れなどが表面に付着しにくく、美観を維持してくれます。
アクリルコーティング
アクリルコーティングは、アクリル樹脂を主成分としていて、一般的に使用される外壁コーティングのひとつです。
耐候性に優れ、水を弾きやすいため、建物の外壁を雨風や紫外線から守ってくれます。
ウレタンコーティング
ウレタンコーティングは、耐久性に優れ、耐候性も高いため、建物の外壁に適したコーティング材です。
ウレタンコーティングは柔軟性も併せ持ち、変形や劣化の進行など、建物の動きにも適応してくれます。
シリコンコーティング
シリコンコーティングは、高い耐久性と耐紫外線性を持ったコーティング材です。
シリコンは柔軟性に富み、外壁の膨張などに耐えることができます。
塗膜表面も薄く、汚れが付着しにくいので、お手入れが簡単です。
フッ素コーティング
フッ素コーティングは、フッ素樹脂を主成分としており、表面の非粘着性、撥水性、耐久性、耐熱性、耐化学薬品性に優れた高性能のコーティング材です。
紫外線や色々な気象環境から保護してくれるため、外壁だけでなく、屋根にも適用されています。
一般的にはビルや商業施設などの大きな建物で使用されることが多かったのですが、近年では一般の住宅にも使用されることが増えてきました。
光触媒酸化チタンコーティング
光触媒酸化チタンコーティングは、微細なナノ粒子を含む酸化チタン専用の薬剤を用いて、吹き付ける手法です。
塗布面に太陽光、蛍光灯、LED照明などの光が当たることで、強力な酸化分解作用が働き、その力によって菌やウイルスの発生を抑制することで、衛生的な環境を維持します。
また、紫外線に対しても耐久性があるコーティング材です。
まとめ
コーティングの効果や種類について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
上記でご紹介したように、コーティングの種類はたくさんあり、選択に迷ってしまうこともあると思いますが、外壁材の種類、立地の気候や環境、予算、外観の仕上がりなどがそれぞれ異なりますので、専門業者に相談するなどして、ご自身の希望に合ったコーティング材料を選ぶようにしましょう。