遮熱塗装で設備寿命を延ばす!実現できるコスト削減効果
こんにちは。
東京都足立区に本社を構え、工場・倉庫・マンション・アパート等の修繕を行っている楽塗です。
近年、工場や倉庫、オフィスビルなどの屋根・外装に導入が進む「遮熱塗装」。その注目の背景には、省エネ効果だけでなく、設備の寿命を延ばし、長期的なコスト削減につながるという明確なメリットがあります。
この記事では、遮熱塗装の基本から、設備寿命の延長につながるメカニズム、そして実際にどの程度のコスト削減効果が期待できるのかまで、わかりやすく解説します。

そもそも遮熱塗装とは?
遮熱塗装とは、塗料に含まれる特殊な顔料や樹脂が太陽光の赤外線(熱)を反射・放射することで、塗布面の温度上昇を抑える塗装です。
特に日差しの強い夏季などでは、屋根や壁の表面温度が60~70℃を超えることもありますが、遮熱塗装を施すことで、10〜20℃程度の温度低下が期待できます。
遮熱塗装が設備寿命を延ばす理由
遮熱塗装には「熱を防ぐ」以上の価値があります。それは、建物や設備そのものを長持ちさせる効果です。以下のようなメカニズムで、設備劣化の進行を抑制します。
1. 熱による劣化の抑制
金属や塗膜は、繰り返される高温環境にさらされることで劣化が進行します。遮熱塗装を行うことで熱ストレスを大幅に軽減し、素材自体の耐久性を維持しやすくなります。
2. 熱膨張・収縮の抑制
温度変化により金属やコンクリートは膨張・収縮を繰り返しますが、その動きが亀裂や継ぎ目のゆるみに繋がります。遮熱塗装によりこの温度差が小さくなり、ひび割れや構造劣化のリスクも低下。
3. 結露・腐食の抑制
夜間の急激な冷え込みとの温度差で結露が発生しやすくなりますが、遮熱により日中の温度上昇を抑えることで、結露の発生を軽減 → 結果としてサビや腐食の進行を遅らせます。
実際に得られるコスト削減効果とは?
設備の寿命が延びれば、当然ながらメンテナンスや修繕、さらには設備更新にかかるコストを抑えることができます。
✔ 修繕費・更新費用の削減
例えば、工場の屋根や配管に遮熱塗装を施したケースでは、塗装後10年以上経過しても再塗装が不要な事例もあり、従来よりも設備更新サイクルを2~3年延長できたという実績があります。
✔ 空調コストの削減
建物内の温度上昇が抑えられることで、空調の稼働時間や負荷が減少します。
特に広い面積を持つ工場や倉庫では、年間で10~20%以上の電力削減につながることも。
✔ メンテナンスの手間削減
腐食や劣化が抑制されることで、定期的な点検の頻度や内容が軽減。結果として人件費や業者依頼費の削減に直結します。
遮熱塗装はコストパフォーマンスに優れている
一見すると、遮熱塗装の導入には一定の初期投資が必要に思えるかもしれませんが、実際には5〜7年程度で費用回収が可能なケースが多数あります。
導入コスト | 効果内容 | 回収期間の目安 |
---|---|---|
約3,000円/㎡〜(条件による) | 修繕費削減・電力費削減・寿命延長 | 約5〜7年 |
※条件により変動あり。特に広い面積や日照時間が長い地域では、より高い効果が見込めます。
【導入効果の一例(概算)】
- 工場屋根に遮熱塗装を施工した例では、屋根温度で最大20℃前後低下
- 空調電力が年間で10~20%削減
- 塗装にかかる初期費用は、5~7年程度で回収可能なケースも
【まとめ】
遮熱塗装は「攻めのメンテナンス投資」
遮熱塗装は、単なる省エネ対策ではなく、建物や設備の保全・資産価値維持という面でも非常に有効な手段です。初期投資以上のリターンが見込める「攻めのメンテナンス戦略」として、ぜひ一度ご検討されてはいかがでしょうか?
効果 | 内容 |
---|---|
設備寿命の延長 | 熱・紫外線・劣化因子の影響を軽減 |
メンテコスト減 | 修繕頻度が低下、労務費・資材費も抑制 |
電気代削減 | 冷房負荷の低減により、ランニングコスト減少 |
初期費用回収 | 数年以内のコスト回収も可能な投資 |
弊社では全国各地対応可能です。
まずは現地調査からお気軽にお問い合わせください。