2024.11.29~コラム~ マンションメンテナンスの必要性や費用について解説します!
こんにちは。
東京都足立区・葛飾区・墨田区・江東区を中心に、工場・倉庫・マンション・アパートなどの修繕工事を行っております楽塗です。
マンションの資産価値を下げないようにするためには、外観や設備のメンテナンスを定期的に行うことが必要不可欠です。
しかし、「どのようなメンテナンスを行えばよいのか分からない」、「メンテナンスを行わないとどういった影響が出てしまうのだろう」などと言った疑問点や不安点もあるのではないでしょうか。
そこで本日は、マンションメンテナンスの必要性・費用などについてお話していきたいと思います。
マンションには定期メンテナンスがなぜ必要なのか
空室を減らすため
マンションのメンテナンスを行うことによって、空室を減らす効果が期待できます。
美観が保たれ、メンテナンスが行き届いているマンションとそうでないマンションでは、入居を検討している方にはどちらが魅力的に感じるでしょうか。
マンションの内覧に行った際、メンテナンスが行き届いていない物件は第一印象が悪くなってしまい、入居まで結びつかない可能性があります。
特にエントランス、駐車場や駐輪場、郵便受け、ゴミ置場などの共用部が手入れが雑で片付いていないと、外観に悪影響を与えてしまいます。
逆に、清掃やメンテナンスが適切に行われている物件は、好印象で住み心地が良いと判断されます。
空室数が増えると、大事な家賃収入も下がってしまうことも懸念されるため、メンテナンスは必要に応じて適切に行いましょう。
マンションの寿命を延ばすため
適切なマンションメンテナンスを定期的に行うことは、建物自体の寿命を延ばすためには必要不可欠です。
マンションの屋根や外壁は、常時紫外線や雨風に晒されているため、経年劣化は避けられません。
屋根材が傷んでしまうと、雨漏りを引き起こす危険性も上がりますし、外壁の塗膜が剥がれてしまっているのを放置してしまうと、建物の構造部分にサビや腐食が発生するなどの問題が生じます。
しかし、定期メンテナンスを適切に行うことによって、美観を維持するだけでなく、建物の寿命を延ばすことにも繋がります。
マンションのメンテナンスを行わない場合のリスクについて
マンションのメンテナンスを行わないと、雨漏りのリスクが高まってしまいます。
雨漏りは屋根に原因があって発生すると思われる方も多いと思いますが、外壁部分に劣化や不具合があることで雨漏りが発生することもあります。
例えば、ひび割れ、塗膜の割れや剥離、シーリングの劣化などを放置したままでいると、外壁に隙間が生じてしまいます。
その隙間から雨水が浸入することによって、雨漏りや建物の構造部にサビや腐食を引き起こしてしまうのです。
また、美観を損ねるだけでなく、建物の躯体自体の寿命を縮めてしまう危険性もあります。
劣化症状が悪化してしまうと、補修に必要な修繕費も高額になってしまいますし、工期が長くなってしまうこともあるため、定期メンテナンスは適切に行うように心がけましょう。
マンションのメンテナンスに必要な費用について
マンションのメンテナンス費用は、管理組合が負担する部分と住民が自己負担する部分に分かれます。
共用部分は管理組合が負担する
マンションのエントランスやロビー、廊下などの共用部分は管理組合が負担します。
その他にも、インターホン、窓ガラス、バルコニー、給水配管といった部分も共用部分に含まれます。
ただし、マンションによっては対応部分が異なることもあるので、あらかじめ確認しておくことが必要です。
専有部分は自己負担
部屋の内部である専有部分のリフォームは、住民の自己負担となります。
バルコニーは共用部分に入りますが、通常使用によって劣化した場合の修繕は、区分所有者の自己負担となるケースもあります。
管理組合が負担するケース
管理組合が負担する場所は、災害が原因の劣化、共用部分の瑕疵のケースです。
配管部は、一部が専有配管、一部が共用配管となります。
例を挙げると、マンション内部で漏水してしまった際、漏水の起因が専有配管だった場合は区分所有者の自己負担で賠償が必要ですが、共用配管だった場合は、管理組合の責任となります。
まとめ
マンションメンテナンスの必要性・費用などについてお話してお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?!
マンションの定期メンテナンスを適切に行うことで、美観の維持や建物自体の寿命を延ばすことができ、マンションの入居率の上昇も期待ができます。
反対に、適切なメンテナンスを怠ってしまうと、美観を損ねるばかりか、建物の寿命を縮めてしまったり、入居率を下げてしまうリスクも懸念されるため、マンションの定期メンテナンスは適切に行うことが重要です。
楽塗では、診断・お見積りまで無料にてご対応させて頂いております。
建物のメンテナンスでお悩みやご不安点等ございました際は、是非お気軽にご相談ください。