よくある質問

修繕工事と改修工事の違いは何ですか?

  • 改修工事とは?
  • 改修工事とは、マンションやオフィスビル・倉庫などのに求められる性能・機能は、設備機器の進歩等によって年々高まってきております。

    「修繕」による性能の回復に加え、現在の水準に見合うように性能のグレードアップさせ、初期性能以上の高い性能を持たせることを「改修」と言います。

     

  • 修繕工事とは?
  • 大規模修繕工事とは、マンションやオフィスビル・倉庫などの計画的でまとまった修繕工事のことです。

    「修繕」とは、経年や何らかの外的要因によって劣化、不具合が発生した建物、建物の一部、設備、部材などに対して修理や取替などの処置を行って、問題部分の清野や機能を支障なく利用できる状態にまで回復させることを言います。回復の度合いは応急処置のレベルではなく、建物の建設当初の水準に戻すことが目的となります。

塗料について

  • 塗料量は厚い・薄いどちらが良いですか?
  • 一般的に塗る塗布量、厚さは塗料の種類によってきめられています。厚過ぎると不均一の仕上がりになったり、乾燥不良などを起こす可能性があります。薄い場合は膜厚の不足などによって塗装の性能が発揮されない場合があります。

    基本的には各塗料メーカーの規定に則った施工となります。

  • どの様な塗料がおススメですか?
  • 耐久性のある高品質なものを選ぶのが良いでしょう。塗料の違いが建物の寿命を大きく変えてしまいます。

    高品質な塗料を用いた塗装と、そうでない塗装ではずいぶんと差が出てしまいます。高品質な塗料は高額ですが、耐久性が高いので一概に高コストだとは言い切れません。小工事でない限り長い目で見ると低コストになる可能性があります。

  • 水性・溶剤系どちらが良いのでしょうか?
  • 性能的には大きな違いはありません。シンナーで希釈する溶剤系は臭いの問題があります。それに対して個人差はありますが、水性塗料は水で希釈するので臭いは大幅に軽減されます。

  • 塗料に流行りはありますか?
  • 現在主流になってきているのは、戸建て・マンション・倉庫に限らず低汚染・高耐久・遮熱の3拍子揃った塗料が主流になってきています。

    特に遮熱性能が入っている塗料が人気です。表面温度を20度程度削減しますので、室内温度も下がりやすくCo2対策にもなっており、環境配慮型になります。

     

工事について

  • 大規模修繕工事とはどういう工事ですか?
  • 一般的には外壁などの建物の全般的な修繕工事を大規模修繕工事といいます。通常大規模修繕工事は下記の様な工事が一般的になります。

    ・足場架設工事

    ・シーリング工事

    ・外壁の下地補修工事

    ・外壁の洗浄、補修工事

    ・外壁塗装工事

    ・屋上防水工事

    ・バルコニー防水工事

    ・廊下・階段の防水工事

    ・金物交換工事

     

  • お風呂や給湯器・エアコン・換気扇は使用できますか?
  • 基本的には通常通り使用して頂いて問題ありません。

    養生する際にも給気口・排気口を塞がないように養生しております。

  • 風が強い日に塗料が飛ばないか心配です
  • 足場を組んだ際に飛散防止ネットを設置しております。またあまりにも強風時は作業中止をさせて頂いております。

    敷地内に駐車されるお車にはカーカバーをかけさせて頂きます。

    万全は期して工事を行っていきますが、万一に備え保険に加入しておりますのでご安心ください。

  • 工事期間中に盗難に遭わないか不安です
  • 足場の設置により簡単に外部から登ることが可能になりますが、足場に上がる際の昇降階段部分には暗証番号付きの門扉の設置も行います。防犯対策はおこないますが、工事中は戸締りの徹底のご協力をお願いします。

  • 騒音などは発生しますか?
  • 工事中に騒音は一部発生します。

    足場の設置にはハンマー等を使用したり、アンカーを打設したりしますので、音の発生があります。

  • 工事の時期はいつぐらいが良いですか?
  • 春(2月~5月)もしくは秋・冬の気候が安定している時期がおススメです。梅雨時期はとくに塗装や防水の作業が行えないため工期が伸びやすくなります。

建物診断について

  • 建物の調査診断依頼はどうすれば良いですか?
  • 弊社は無料で診断・見積もりのご対応をさせて頂いております。弊社へ直接ご依頼の際は、お問合せフォームまたはお電話にてご連絡ください。

見積や費用について

  • 工事の費用が不足してしまった場合はどうすれば良いですか?
  • マンションの大規模修繕には、通常マンション管理費の中に修繕積立金が確保されています。金額内で希望する工事が行えない場合は工事範囲を再検討し縮小するか、もしくは臨時で資金を調達することが考えられます。臨時の資金調達は下記の方法が考えられます。

    ①借り入れ(住宅金融公庫など)

    ②特別積立金(短期間のみ積み立て金を増額)

    ③施工時期を延期(工事を延期し予算まで積み立てる)

    ④一時金の徴収(不足金額を各戸で負担し集金)

    など様々な方法があります。

  • 実数精算で増額になってしまった場合は?
  • 実数精算で増額になってしまった場合は、いくつかの対応方法があります。

    ①工事項目に優先順位をつける

    ②除外や延期ができる部位は次回の工事に回す

    ③一部工事内容の見直しを検討する

    等、しっかりと手順を踏んで工事内容を適切に検討し、選択することが必要です。

  • 実数精算とは何ですか?
  • 実数精算とは、見積り依頼に想定した劣化部位の工事数量と、足場をかけてからによって全数調査で算出した実際の工事数量との差を精算する方法です。想定数量はあくまでも通常歩行範囲内等の建物調査であり、実際に工事を行う劣化数量を確認できるのは、着工後に足場がかかってからの「全数調査」で確認することになります。

    実数が想定値より少ない場合は工事代金の減額、想定値より多かった場合は、工事代金の増額になります。増額になった場合に備え、「予備費」を予算化しておくことが必要です。

    予備費の目安としては、工事費の1割が一般的です。

    いくら予算化しても想定外の増額となるケースもありますので、工事に対する理解と増額になることもある程度予期しておいた方が無難です。