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2024.08.24~コラム~外壁塗装の欠損部を放置してしまうとどうなる?

こんにちは。

東京都足立区・葛飾区・墨田区・江東区を中心に、工場・倉庫・マンション・アパートなどの修繕工事を行っております楽塗です。

建物も10年以上が経過してくると、表面塗膜に汚れの付着、下地のひび割れ、タイルの場合は浮きや割れといった劣化症状が目立ってきます。

劣化症状にも色々ありますが、外壁塗装の欠損は、内部へ雨水が侵入することで雨漏りを引き起こしたり、建物の耐久性に悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。

そこで本日は外壁塗装の欠損部について詳しくお話していきたいと思います。

外壁塗装における欠損部とは?

外壁塗装の欠損部とは、一般的にひび割れや欠けのことを指します。

外壁塗装の欠損の原因について

外壁基材に欠損が発生してしまう原因は様々あります。

例を挙げるならば、地震の揺れ、強風による飛来物の衝突、物理的な衝撃が加わることによって欠損が生じるケースが考えられます。

その他にも、乾燥による収縮や経年劣化により、ひび割れが生じる場合もあります。

またアルカリシリカ反応と呼ばれる現象も挙げられます。

アルカリシリカ反応とは、外壁材のコンクリート中の骨材に含まれているシリカ鉱物とアルカリとが反応することでアルカリシリカゲルという物質が形成されます。

そして形成されたアルカリシリカゲルが水分を含み膨張することで、外壁塗装の内部にひび割れが発生し、その結果欠損に繋がってしまう可能性もあります。

外壁塗装の欠損と爆裂の違いとは?

【爆裂】

爆裂・劣化・モルタル

【欠損】

欠損・劣化・モルタル

外壁塗装の爆裂とは、鉄筋コンクリートが錆びて膨れを起こしてしまい、内部から周囲のモルタルを破損させてしまっている現象を指します。

モルタルが爆発してしまったかのように見えるため、爆裂と呼ばれるようになりました。

一方、欠損はモルタルが欠けてしまっているような箇所を呼んでいます。

爆裂が生じている場合、建物の耐久性に悪影響を及ぼす可能性があり危険なため、早めのメンテナンスが必要です。

外壁塗装の欠損のリスクとは?

ヘアークラックと言われる髪の毛程の太さのひび割れであれば、早急に補修が必要ということはありませんが、大きく線の幅が太いひび割れは雨漏りに繋がることも懸念されるので、早めにプロの業者に相談・問い合わせをしましょう。

外壁塗装の欠損補修方法とは?

外壁塗装の欠損部の補修を検討する場合には、まず最初に調査を行う必要があります。

目視とハンマーなどで打診することで、欠損箇所や脆弱部を特定します。

また補修の際は、下地の密着性を高めるため、浸透性強化プライマーを塗布します。

外壁塗装における欠損以外の劣化症状にはどんなものがある?

汚れ・コケ・カビ

経年劣化によって塗膜の防水性能が低下すると、汚れの付着やコケ・カビが発生しやすくなります。

チョーキング現象

チョーキング現象とは、塗膜の劣化によって、塗膜表面の顔料が浮き出てしまい、手を触れた際に粉状のものが付着する現象を指します。

チョーキング現象が確認できた際は、耐久性が低下している状態のため、外壁塗装を検討するタイミングです。

その他にも塗膜の割れや剥離といった症状も見られます。

外壁塗装のメンテナンスの目安は10年に1度程度!

外壁の補修や修繕を行う目安は塗料によっても異なりますが、10年に1度程度です。

サイディング、ALC、モルタル、コンクリートなど色々な種類の外壁材がありますが、どれも基材自体には防水機能はありません。

そのため外壁塗装で塗膜を作ってあげることで、建物を雨風や紫外線などによる痛みを防いているのです。

塗料の種類や立地環境によって差は生じますが、一般的には10年程度で劣化の症状が現れてきます。

そのため10年に1度程度メンテナンスを行ってあげることで、耐久性を維持することができます。

定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、外壁基材だけでなく、建物の内部にも深刻なダメージを与え、大がかりな補修工事が必要になり高額な費用が必要になってしまうケースもあるので注意しましょう!

まとめ

外壁塗装の欠損や劣化症状を放置してしまうと、建物自体の劣化を招いてしまします。

適宜適切なメンテナンスを施すことで、大切な建物を末永く守り、維持することが出来ます。

外壁塗装の補修や修繕の仕上がりは塗装業者によって仕上がりの良し悪しが決まるため、安心して工事を任られる業者選びが重要なポイントです。

楽塗は補修や修繕の実績も多数あり、定期点検などのアフターフォロー体制も万全です。

補修や修繕のことでお悩み・ご相談等ありましたら、是非お気軽にお問合せお待ちしております。

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