2024.08.26~コラム~長尺シートの耐用年数や費用はどのくらい?
こんにちは。
東京都足立区・葛飾区・墨田区・江東区を中心に、工場・倉庫・マンション・アパートなどの修繕工事を行っております楽塗です。
皆さまは長尺シートと聞いてどんなものを思い浮かべますでしょうか?!
普段はあまり聞き慣れない言葉ですよね。
長尺シートとは、アパートやマンションの共用廊下やバルコニーや階段の床材として使用されるものです。
共用部や階段といった場所は人の出入りが多く、雨や紫外線に晒される場所で使用される長尺シートは、経年とともに劣化が進みます。
長尺シートを新らしく張り替えることで、美観の回復だけでなく、建物の内部に雨水を侵入させないという防水の役割も果たしてくれます。
そこで本日は長尺シートの耐用年数や劣化のサインについてお話していきたいと思います。
長尺シートが施工される場所ついて
長尺シートは耐久性に優れており、長期間に渡り良好な状態を維持できることが特徴です。
そのため、アパートやマンション、店舗、事務所、公共施設といった、人の出入りが多い共用部に多く使用されます。
具体例を挙げると、廊下、階段、バルコニー、エントランスなどに使用されます。
長尺シートのメリット・デメリットついて
まずは長尺シートのメリット・デメリットについて解説していきます。
【メリット】
長尺シートは、表面に凹凸があり滑り止め効果があるため、転倒などの事故防止になることがメリットです。
クッション性があるため、万が一転んでしまっても身体への衝撃を和らげる効果が期待できます。
また、日々の手入れも比較的簡単なため、手間がかからないのも大きなメリットと言えます。
デザインもバラエティに富んでいるので、デザインの自由度が高いのも大きな魅力です。
【デメリット】
長尺シートの張り替えは、設置箇所の環境や劣化状況によって施工方法が異なってきます。
そのため、専門技術を持った信頼出来る業者に依頼しなければいけません。
長尺シートの耐用年数と費用ついて
長尺シートは耐用年数は、12年~18年程です。
クッションフロアやフロアタイルは10年前後、フローリングは10年~15年前後の耐用年数なので、比較すると長尺シートの耐用年数が長いことがお分かり頂けると思います。
また、長尺シートの費用相場は約1450円/㎡、防水コートの費用相約1115円/㎡となっています。
長尺シートの劣化症状と張り替えのタイミングについて
表面塗膜が劣化し、長尺シートの表面に汚れが付着し、黒ずみや色褪せが発生すると、美観が損なわれるだけでなく、防滑機能も低下し、滑りやすくなってしまう危険性があります。
また、長尺シートに剝がれが発生すると、隙間から雨水が内部へ浸水してしまい、躯体が劣化してしまうことも懸念されます。
日常生活で多くの方が通行する共用部分の劣化症状を放置しておくと、転倒などの危険性も高くなってしまうので、劣化症状が見られたら、早めにメンテナンスを行いましょう。
最後に
長尺シートは経年劣化によって、美観や機能性が失われると転倒などの事故に繋がる可能性が高くなるたけでなく、建物の躯体にも悪影響を及ぼす危険性があります。
長尺シートの工事は、外壁塗装業者が請け負っていることが多いです。
工事を依頼する業者を選ぶときは、比較検討のために何社かに見積りを依頼するのと同時に、工事費用や担当者の対応などもチェックし、安心して任せられる業者に依頼するようにすることが大切です。
楽塗では長尺シートの実績も多数ございます。
工事についてのご質問・ご相談等がありました際は、ぜひお気軽にお問合せ頂けますと幸いです。