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2024.08.21~コラム~ 外壁塗装の作業工程を詳しく解説します!

こんにちは。

東京都足立区・葛飾区・墨田区・江東区を中心に、工事・倉庫・マンション・アパートなどの修繕工事を行っております楽塗です。

新築当時はピカピカでも時間が経過するとともに、外壁に汚れの付着、色褪せやひび割れの発生、チョーキング現象などの劣化症状が進行し、建物の美観だけでなく、耐久性にも影響を与えてしまいます。

外壁塗装は、そういった劣化症状を改善し、建物の美観を維持し、長持ちさせるために欠かせないメンテナンス作業です。

そこで本日は、外壁塗装の作業工程についてお話していきます。

外壁塗装工事の作業について

まずは一般的な外壁塗装工事の流れをご紹介します。

着工前に近隣住民の方へご挨拶

作業現場の確認・打合せ

足場の組立・設置

高圧洗浄

養生

下地補修(下地調整)

下塗り

中塗り

上塗り

塗装完了検査

足場の解体・撤去

上記のような工程が外壁塗装における作業の流れとなり、どの作業もとても大切なことです。

では、それぞれの工程内容をご説明していきたいと思います。

【着工前に近隣住民の方へ挨拶回りをする】

塗装工事を行う際、作業による騒音や塗料独特のにおいなどが発生してしまいます。

そのため近隣の方へ挨拶回りをし、こういった影響があることを説明し、ご迷惑をお掛けすることがある旨をお伝えします。

挨拶回りは、少しでも近隣の方々へ与える影響を軽減させるための大切な作業です。

挨拶時には作業内容や工期についても詳しく説明することも重要です。

工事内容や期間に変更が出た場合は、その都度近隣の方への報告もすることを心掛けましょう。

また近隣の方からの意見や要望があった際は、早急に対応するようにしましょう。

【作業現場の確認・打合せ】

外壁塗装の作業現場の確認・打合せは、施工会社と施主様が直接会い、塗装工事の内容や進行予定、作業箇所の状況などを確認します。

建物の劣化箇所や症状を確認し、建物の形状や高さ、外壁材の種類や痛み具合などを把握します。

それぞれの建物に適した塗料や塗り方を提案することが必要です。

お互いの理解を深めることで、工事を円滑に進めることができ、トラブルの発生も起きにくくなりますので、しっかりと打合せを行い、納得した上で工事を進行するようにしましょう。

【足場の組立・設置】

足場は工事を安全で効率的に進めるために欠かせない大切な役割を果たすものです。

建物の高さや形状だけでなく、周囲の環境も確認し、足場の設計や必要な材料を準備します。

安全確認を行った上で足場を組立てていきます。

作業中は周囲の方や通行人の方に対しても配慮も忘れずに行います。

足場が完成したら、もう一度安全確認を行い、足場が安定しているか確認しましょう。

【高圧洗浄】

高圧洗浄は、下地処理のひとつであり、外壁に付着した汚れたホコリなどを落とすことで塗料の密着性が高めることが出来ます。

高圧洗浄を行う際は、ビニールシートなどを使用し、周囲に飛散した水が飛び散らないように気を付けましょう。

洗浄後はしっかりと乾かし、外壁表面に傷や割れなどがないかを確認し、劣化症状が確認できた場合は補修を行います。

【養生】

養生は建物の周囲や窓や扉廻り、屋根などの部分を塗料の飛散や汚れから保護するために行います。

作業する際は周囲に人がいないかを確認し、安全に作業を進めることが必要です。

養生作業が終了したら、塗装する部分がしっかりと覆われているか確認し、塗装部分が露出していたら再度養生を行います。

【下地補修(下地調整)】

下地補修は、下地処理のひとつであり、塗料の密着性を高めるために行われるものです。

塗装を施す外壁表面を確認し、傷や割れ、腐食などが無いかをチェックし、劣化症状があった場合は補修を行います。

下地に段差や凹凸がある際は、パテやサンドペーパーなどを使用し、表面を平滑化させます。

下地補修をおろそかにしてしまうと、仕上がりに影響が出るばかりか、脆弱な塗膜になってしまう危険性があるので、下地補修はしっかりと行うことが重要です。

【下塗り】

下塗りには、主にプライマーという下地処理剤を使用します。

プライマーとは、下地表面を保護するだけでなく、塗料の耐久性や密着性を高めてくれます。

またプライマーは、防カビや防錆効果も機能も合わせ持っています。

下塗り剤にはプライマーの他に、シーラーというものもあります。

シーラーは、傷や下地表面の凹凸を埋めるために使用されます。

外壁表面に均等に塗布をし下塗り作業が終わったら、しっかりと表面を乾燥させましょう。

下塗りをしっかりと乾かさないと、その後の中塗り・上塗りの固定が上手く出来なくなってしまう場合があるので、下塗りは外壁塗装には欠かせない工程です。

【中塗り】

中塗りは、下塗りと上塗りの間に行われる工程です。

中塗りの工程を行うことで、下塗りと上塗りの密着性を高め、丈夫な塗膜を形成することが出来ます。

中塗りも下塗りと同様に、しっかりと乾燥させないと上塗りが上手く出来なくなってしまいます。

中塗り作業が終わったら、表面にムラや垂れがないか確認して、もし問題があった時は、修正作業が必要です。

このように中塗りは下塗りと上塗りの間に行う大切な工程です。

【上塗り】

上塗りは、中塗りが終わった後に行う最終塗装工程で、外壁を綺麗に仕上げるために行われるものです。

外壁塗装は上記で紹介したように、下塗り→中塗り→上塗りの3段階に分けて塗装を行うのが一般的です。

外壁表面にムラがないように均等に塗布していきます。

どの塗装作業にも言えますが、丁寧な作業が必要です。

上塗りが終わったら、表面を十分乾燥させ、表面にムラなどが無いかを確認します。

この作業を怠ると、表面が傷ついたり、色褪せてしまうことがあるので注意しましょう。

以上の通り、上塗りは外壁塗装の最終の工程であり、外壁を綺麗に仕上げるために欠かせない工程です。

【完了検査】

完了検査は、外壁塗装の作業完了後に行う検査で、塗装工事の仕上がりや品質をチェックするためのものです。

工事の契約書や仕様書などを確認した後、検査項目を決めます。

そして検査員が外壁表面を目視で確認し、工事の品質や仕上がりを検査します。

検査結果に問題がなければ、検査報告書を作成し、施工会社に提出し完了となります。

もし検査で問題が見つかった場合は、施工会社に是正などの改善要望を要望し、適切な対処を求めます。

完了検査をしっかりとすることで、問題があった際は早期に対処することができ、その結果工事の品質を確保することに繋がるので、重要な工程となります。

【足場の解体・撤去】

足場の解体・撤去作業は、塗装工事の完了後に行われます。

解体・撤去する前に、周囲や通行人の安全確認をし、注意しながら解体作業を進めていきます。

解体後に、足場に利用した材料は部品を撤去します。

足場撤去が終わったら、最後に周囲の清掃も忘れずにしましょう。

※地域によっては法規制やガイドラインがあるので、それぞれに則って作業を行う事が大切です。

まとめ

外壁塗装の工程や手順についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

外壁塗装工事作業にはいくつもの作業工程があり、どの作業工程も外壁を長もちさせるためには大切な工程です。

作業工程と同じく、工事の仕上がりには職人の高い技術力が必要不可欠です。

楽塗では国家資格の一級塗装技能士の職人がおりますので、工事の品質や仕上がりにご満足頂けると思います!

ぜひ塗装工事をご検討・お悩み中の方はお気軽にご相談下さいませ。

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