2024.08.08~コラム~ アパート経営の際の修繕について 修繕費を抑えるには・・・?
こんにちは!
東京都足立区に本社を構え、工場・倉庫・マンション・アパート・戸建ての修繕工事を行っている楽塗です😊
日頃アパートのオーナー様から「修繕費ってどれくらいかかるの?」「どのタイミングで修繕すれば良いの?」「そもそも修繕って必要なの?」と中々人には聞けないとご相談をいただくことも多いのですが、アパートのオーナー様は修繕時期の予定を立て、修繕費の用意をする必要があります。
そこで、本日は【アパートの修繕について】お話していきたいと思います💡
アパート修繕の内容
【内装工事】
アパートは賃貸契約を結ぶ場合が多いと思いますが、入居者が退去したタイミングで室内を原状回復する必要があります。
費用は入居時に借主が支払う敷金を充当する場合が一般的ではないでしょうか。
■ハウスクリーニング
退去したタイミングで行います。業者に依頼して清掃を行うケースが一般的です。
1R・1K 約15,000円~
1DK・1LDK 約30,000円~
2DK・2LDK 約40,000円~
清掃費用は上記の価格が平均的ですが、業者・広さ・汚れ具合などによって大きく異なります。
■壁紙・フローリングの張り替え
普通に生活しているだけでも、料理をする際の煙や喫煙の煙など壁紙は汚れていきます。
フローリングに関しては、日々の家具の移動により傷が付いたり凹んでしまうこともあります。
汚れがひどい時などは場所によっては部分部分での張り替えが可能な個所もありますが、一般的には5年~8年で交換すると良いでしょう。
壁紙 約40,000円~ フローリング 約90,000円~
■設備修理・交換
主に付属されている設備の修理や交換です。
・エアコン
修理 約15,000円~/台 交換 約50,000円~/台
・キッチン交換
ガスコンロ交換 約50,000円~ IH 約40,000~
キッチンの交換目安は8年~10年と言われています。
その他にも、トイレや浴槽・給湯器など様々な設備があります。
どの設備も10年を境に調子が悪くなったり、故障したりといったことが増えてくるのでそれくらいの時期が交換目安といわれることが多いです。
まだ使えるからといってあまりにも古いものを使い続けてしまうと、それを好まない入居者も多いため、空室のリスクが発生してしまいます。前述したように10年を越えたあたりの退去のタイミングで様々な設備の点検も行うと良いでしょう。
【外装工事】
外装工事にも種類がありますが、外装は目に見えるため、怠ってしまうと空室のリスクが高いと言われています。
■外壁塗装・屋根塗装
使用する塗料や㎡数にもよって大きく価格が異なるため、詳細は専門業者への問い合わせをおすすめします。
一般的な目安としては、約10年~でメンテナンスを行うと良いでしょう。劣化をそのままにしてしまうと雨漏りにつながる恐れもあるため、定期的な点検が必要です。
■防水工事
屋上がある場合は屋上、またベランダや共用部や共用廊下など防水工事が必要な箇所があります。
劣化が進むと水捌けが悪くなってしまったり、雨漏りの要因・内部の腐食につながり、大掛かりなメンテナンスが必要になってしまうこともあります。こちらも外壁・屋根同様に定期的な点検がおすすめです。
このようにみると、外装・内装共にすごくお金がかかってしまうように思いますよね。
では、修繕費を抑えるにはどのようにしたら良いのでしょうか?
修繕費を抑えるには・・・?
■業者の選定
修繕を行うには、専門の業者に依頼をする場合が一般的です。
ですが、数多くの業者があり、中には悪徳業者といわれる業者も存在します。
もちろん安ければいいというわけでなありませんし、高ければいいというわけでもありません。
優良な業者を見極めるためにも、何社かに見積もりを依頼し、比較することが大切です。
■補助金・助成金の活用
アパートやマンションなどの大規模修繕の場合は、補助金や助成金が下りる場合があります。
自治体によって内容や金額も様々なため、アパートのある自治体に確認を行い、できる限り活用するようにしましょう。
■火災保険の活用
火災保険に加入しますが、火災保険の内容や条件によっては修繕費を火災保険でカバーすることができます。
自然災害による破損などはもちろん、水漏れや飛来物の衝突など補償が下りる場合があるため、保険会社に問い合わせてみましょう。
以上
修繕についてお話させていただきましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
弊社では多くの修繕のご依頼をいただいており、様々な施工実績があります。
細かな補修から全体的な修繕まで承っておりますので、気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。