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2021.11.16~コラム~工場倉庫で多いALCってどんな外壁?

こんにちは。足立区を中心に大規模修繕を行っております楽塗です(*^^*)

今回のテーマはALCです。

一般の住宅にも使われることの多いALCですが、どんな素材かご存じですか?

その特性を調べていくと、工場や倉庫に多く使われる理由が分かってきますので、お伝えしたいと思います。

 

【ALCとは】

主にヨーロッパを中心に普及している外壁で

コンクリートを高温で発泡加工した軽量気泡コンクリートのパネルのことです。

コンクリートを内部に無数の気泡を含んでいますので通常のコンクリートより1/4程度に軽くなっており水に浮くほど軽量です。

しかしコンクリートと同等の耐久性を持っており、気泡があることにより耐火性遮音性吸湿性に優れているというのが最大の特徴です。

 

【工場・倉庫向きのワケ】

◎軽量◎

大きな工場などでも建物自体への負担が少ない。

建築時にも施工がしやすく工期が短くて済むのでコストの削減ができる。

◎遮音性◎

機械音などの騒音が外に伝わるのを抑えることができる。

◎吸湿性◎

倉庫内の湿度を一定に保てるので、結露やカビの発生も抑えられ倉庫内の商品を守ることができる。

◎耐火性◎

火事の危険性が少ないので安全性が高い。

 

【デメリット】

吸湿性が高いこととイコールになってしまいますが、吸水性が高いです。

細かい気泡があることからもご想像頂けると思います。

ただし、適切な塗装を行うことでこの問題はクリアできます。

防水性の高い塗料を塗ることで給水を防ぐことができますので、きちんとしたメンテナンスを行っていれば心配には及びません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ALCは機能的で様々なメリットがありますね。

デメリットも勿論ありますが定期的にメンテナンスを行っていれば問題ないかと思われます。

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