2021.11.18~コラム~建物の劣化のサイン
こんにちは!(^^)!足立区を中心に大規模修繕を行っております楽塗です。
今回は建物の劣化のサインについてです。
一般の住宅同様、マンションや工場倉庫も経年で劣化してきます。
ですが、規模が大きい・予算がそこまで回らない・修繕計画が進まないなど様々な理由で修繕が遅れてしまうケースが多くあるようです。
早めに対応していれば簡単に済んだはずの修繕も、後回しにしてしまったがために労力とコストが増えてしまうことになりかねませんので、建物が出す劣化のサインを見逃さないようにしましょう。
【劣化のサイン】
①外壁
・塗膜の割れ、剥離
・チョーキング(白亜化現象) 指でこすると白い粉がつきます。
・クラック(ひび割れ) 外壁基材起こるひび割れ
・シーリングのひび割れ、切れ
・鉄筋の露出 コンクリートが剥落して内部の鉄筋が見える状態
・錆の発生
・カビ、苔や藻の付着
②屋根・屋上
・塗膜(トップコート)の剥離
・シートのめくれ、ひび割れ
・水溜まりができていないか
・鳥害 鳥が防水層をつついて穴を開けてしまう現象
・板金の破損 強風により浮いてしまうケースもあります
・排水溝や樋に詰まりはないか
③建物内
・雨漏り 垂れてくるだけでなく、雨染みも注意が必要です。
・長尺シートの劣化 階段や廊下などに使われています。
その他、普段から気にかけておくと良いのは
ブロック塀・フェンス・シャッター・ドア・階段・手摺・庇などです。
外回りを掃除する時にでも見ると良いかもしれませんね。
定期的なチェックを行い、普段から目を光らせていれば劣化もすぐに気付くことができます。
日々メンテナンスをしっかりやって行くことが建物の資産価値を守ることにもなりますので重要ですね。